2006/10/20
 
2006年度上半期(2006.4.1〜2006.9.30)売上報告
グランベリーモール 2006年度上半期売上前年比119%、既存ベースでも105%
青葉台東急スクエア リニューアル効果による売上好調で、19ヶ月連続前年比クリア
たまプラーザ東急SC 継続的なリニューアルなどにより衣料品売上好調(前年比103%)
 

東急モールズデベロップメント(略称:TMD、本社:東京都渋谷区、社長:久米基夫)が運営するSCの2006年度(2006年4月1日〜2006年9月30日)売上は、すべてのSCが好調に推移しました。
  このうち、東急多摩田園都市地区(東急田園都市線沿線)に位置する3SCの売上と概要は以下の通りです。

■グランベリーモール■ 2006年度上半期売上前年比119%、既存ベースでも105%
 グランベリーモール(東京都町田市)では、今期の売上が96億円(前年比119%)、客数は442万人(前年比124%)となり、好調に推移しました。昨年度末に開業した新棟を除く既存店ベースでも売上前年比105%、客数前年比102%となり、新棟開業による集客力の増加とモール全体の買い廻り性の向上がうかがえます。これにより、2003年度以降4年連続して昨年同期比プラスという結果になっています。
  業種別でみても、飲食(前年比、以下同146%)、物販プロパー(115%)、物販アウトレット(108%)と軒並み好調に推移しています。
  今期は、5つの新店導入や、既存8店舗のリニューアルなど、モール全体の12%にあたる売り場面積の積極的な入替・リニューアルによる鮮度維持を行ったことや、本年3月シネコンを核に物販・飲食12店舗を擁した4階建ての屋内型モール「OASIS SQUARE」を新たに開業し、幅広い層のお客様を集客したことなどが全体の売上増に大きく寄与しています。
  また、今期は7月末に実施した恒例のアウトレット店舗対象の「OUTRED SALE」が売上前年比123%と大変好調に推移したことに加え、7月上旬にプロパー店舗を対象にした「VERY BERRY SALE」も初めて日程を合わせて開催し、大きな集客モチベーションを作ったことなどから、7月の売上を前年比128%と大きく伸ばしました。
  中でも「シンシア アウトレット」(149%)、「マーノ アウトレット」(129%)、 「ベーセーストック」(119%)などのアパレル店舗のほか、「ラッシュ」 <自然派化粧品>(148%)、「ビレロイ&ボッホ」<テーブルウェア>(142%)、「ザ・コンプリート・キッチン」<キッチン雑貨>(121%)など、多数の店舗が前年比2桁以上の飛躍的な伸び率となっています。そのほか、今期、業態と店名を変更し、新たにスタートした「リー アウトレット」も前業態の「ラングラー アウトレット」と合わせて、売上対比が123%と好調に推移しました。※( )内は売上前年比
グランベリーモール 2006年度上半期 参考データ
■売上状況
96億円
前年比 119%(既存ベース105%)
■レジ客数
442万人
前年比 124%(既存ベース102%)
■青葉台東急スクエア■ リニューアル効果による売上好調で、19ヶ月連続前年クリア
 青葉台東急スクエア(横浜市青葉区)では、今期の売上が104億円(前年比102%)、レジ客数についても前年比103%、来館者数前年比100%と好調に推移しました。
  館別では、昨年9月に3F全面と4F一部(合計約330坪)でリニューアルを実施したSouth−2館の売上が特に好調で、前年比108%となりました。
  業種別では、身の回り品が売上前年比124%、衣料品108%と好調に推移し、全館を牽引しました。中でも売上の伸び率が高かった、「ラピスラズリー」は商品の仕入れ先を新たに加えたことで、よりお客様のニーズに応えて売上前年比124%、「アンレクレ」は店頭でのおもてなしの心を徹底して行ったことなどから売上前年比118%、「フィールド/ドリーム」では、商品の追加フォロー体制が整っていたこともあり、売れ筋商品の投入を切らさなかったことで売上前年比118%と、それぞれ好調に推移しました。
  今期は、これまで7月1日より開催していたバーゲンを、初めて6月に前倒ししたことでセール期間中の売上前年比が109%となり、過去最高の盛り上がりを見せました。 また、8月の後半にはNorth−3館2F紀ノ国屋の全面リニューアル、9月1日にはSouth−2館4Fに「ネクストアイ」、1Fにアクセサリーショップ「エピキュリア」がオープンしたことなどからSCとしての魅力が高まりました。
  当SCは、これまでの継続的なリニューアルにより、全館の買い回り性が向上して、売上を伸ばしており、2004年度3月より19ヶ月連続して前年売上をクリアしています。
青葉台東急スクエア 2006年度上半期 参考データ
■売上状況
104億円
前年比  102%
■来館者数
787万人
前年比  100%
 
■たまプラーザ東急SC専門店■ 継続的なリニューアルなどにより衣料品売上好調(前年比103%)
 たまプラーザ東急SC専門店(横浜市青葉区)では、今期の売上が43億円(前年比100%)、レジ客数が前年比97%、来館者数前年比100%、核テナントの東急百貨店を含めたSC全館売上では、前年対比102%と堅調に推移しました。今期は4月から7月まで天候不順が続いたにもかかわらず、5月以降は衣料品を中心に物販店舗が好調で、全館売上を牽引し、5ヶ月連続して前年売上をクリアしました。
  業種別では、衣料品が好調で(前年比103%)全館売上を牽引しました。中でも、「ピュアルセシン」は、オープンから1年半が経過して認知度がアップしたことや販売体制を強化したことで客単価増につなげたことから、プロパー期・バーゲン期通して好調となり前年比132%、「群言堂」は雑貨の充実を図るなどして新規顧客を獲得したほか、商品提案力の強化により鮮度を維持し、客数増につなげて、売上前年比119%と、それぞれ飛躍的に売上を伸ばしています。そのほか、「キャロル」(117%)、「ベーグル&ベーグル」(115%)、「ニコ」「ヨコハマピコ」「212K」(114%)などが売上を伸ばしています。
  ※( )内は売上前年比
  また今期、新たに導入した「ジャニスマーケット」「アースミュージック&エコロジー」「45R」「ジュールアッシュ」「ティアン」の衣料品5店舗が、それぞれお客様のニーズをつかみ、支持を得たことなどから好調で、売上向上に寄与しました。特に本年3月にオープンした「アースミュージック&エコロジー」および「45R」は、いずれも前テナントの同時期実績を大きく上回り、坪効率も高く、全館売上増に大きく貢献しました。
たまプラーザ東急SC 専門店 2006年度上半期 参考データ
■売上状況
43億円
前年比  100%
■来館者数
530万人
前年比  100%


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